店を出すのが夢だった。でも、どうしたらいいのかわからないので、なんとなく、その夢をあと伸ばし・・・。
夢は、「見る」ものではなく、「叶える」ものです。「やりたいなぁー。」では、一生、実現できません。「やるか。」、「やらないか。」の二択しかありません。何をしたらいいのかが分らないから、不安が先行して、しり込みしてしまうのです。ならば、出店に詳しい人に聞いてしまえばいいだけです。
「自分」に言い訳している暇があるなら、相談してください。
誰が出店しても、儲かるような魔法の物件なんてものは、残念ながら、ありません。
でも、一見、人通りがなさそうな場所でも、繁盛させることも可能です。
つまり、出店場所を決めるためには、自店のコンセプトとその場所にいるお客様のニーズを一致させることが重要です。
だから、単純に、物件の環境だけでは、商売が成立するかは、分らないのです。
では、自分のやることとお客様のニーズがマッチするような場所は、どうやって見つければよいのでしょうか?
って言うか、そもそもです。資金がないなら、出店してはいけません。
「それでも店を出したいんだっ!」という方がいますが、リスクが高すぎます。
商売は、「ギャンブル」ではありません。
しかも、店を作るだけではなく、運営、維持していくためにも、お金は必要になります。その分も、しっかりと出店時に資金として用意できなければいけません。そこで、お金の重要性に気づき、勉強したひと人のみが、今、自己資金がないけれども、店を始めることのできるチャンスを持っています。
では、どうすれば、お金を集めることができるのでしょうか?
ただ、やみくもに、必要なモノを店にはめ込んでも、機能するとは限りません。
店のコンセプトと内装が一致していなければ、お客さんは、違和感を覚えます。
かっこいい店だけど、やたら働きにくいデザインならば、スタッフが可哀そう。
こういったトラブルは、なぜ起こるのでしょうか?
それは、「顧客の視点」「スタッフの視点」「経営の視点」といったものを考慮に入れずにデザインしたからです。店舗デザインにも、「なぜ、このようにデザインしたのか」という「明確な根拠」が必要となります。