朝早くから夜遅くまで、営業時間以外の時間は、ほぼ仕込みをしていませんか。なぜ、こんなにも仕込みに追われて、新しいメニューを考える暇さえなくなってしまっているのでしょうか?
ただ、やみくもに仕込んでいては、いつまでたっても、この「仕込みスパイラル」から抜け出すことはできません。では、どのようにすれば、この流れからぬけだすことができるのでしょうか?
あれだけ必死になって仕込んだのに、全然売れずに、「賄い」行き。気が付いたら、賄いがやたらと豪華になっていっている。
スタッフのお腹が満たされても、商品が「売れなければ」、店の経営は満たされません。何も考えずに、感覚にたよって、仕込んでいませんか?
当然ですが、「売れるもの」を「売れるだけ」仕込まなければ、ロスは出ます。きちんとロスの出にくい根拠に基づいた仕込みをしているでしょうか?
では、「ロスの出にくいメニュー作り」とはどういうものでしょうか。
あなたのお店には、お客様が必ずオーダーするメニューがありますか?
お客様を「虜」にしてしまうようなメニューは、いわば、「武器」です。
「武器」も持たずに、「戦い」に参加しても、勝てる訳がありません。
まずは、明確なメニューコンセプトありきです。そして、そのコンセプトを具現化しつつ、お客様のニーズを掛け合わせて開発していくことによって、強力な「武器」を生み出すことができるのです。
店側の感じる「5分」と、お客様の感じる「5分」は全く違います。
特に、ビジネス街における、ランチタイムでは尚更です。 「美味しく、綺麗に、素早く」提供しなければ、お客様の足はどうしても、遠のいてしまいます。では、どうすれば、クオリティーを保ちつつ、素早く提供できるのでしょうか?
それには、「しっかりとした仕込み」と「仕組み」、そして、「作業動線」が必要不可欠となってきます。